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2016年11月29日
日本人の低体温がじわじわと進んでいる。
約60年前、3000人を対象にした大規模な調査が行われ、日本人の平均体温は36.89℃という結果がでました。
そのとき 7割の人は平均体温が36.6~37.2℃の間にあり、37℃以上という人も約4割いました。
この数値を見て「意外に高いな」と思う人のほうが多いとおもいますが、
今の平熱の平均が問題なのです!
大人であれば平熱は36℃台前半、なかには35℃台という人も少なくないようです。
じわじわと低体温化が進行しているのかもしれません。
体の中では常に「熱」が作り出されて 体温が保たれています。
体を冷やすような食習慣や生活習慣を続けていると、低体温化が進んでしまうのです。
その結果、体の隅々まで熱が行き渡りにくくなり、
手足の先が冷たい末端冷え性につながってしまいます。
体の冷えを自覚していなくても、
お子さんに「手が冷たいね」と言われたら、それは自分でも気づいていない、
隠れ低体温、隠れ冷え性といえると思います。
「もしかして、隠れ冷え性かも?」、
まず自分の平熱をきちんと把握してみることをおすすめします。
正確な体温を測るために、 10分かけて測るという方法があります。
最近は1分、あるいは数秒~30秒程度で体温を測る 体温計が主流ですが、
これは「予測体温」といって、あまり正確なものではありません。
体温を測り始めると、
はじめの1~3分は急激に上昇し、それ以後はなだらかに上昇して、10分を過ぎるころから一定の温度を示すようになります。
少し面倒に思うかもしれませんが、自分の状態をきちんと知るためにも、10分測定をぜひやってみてください。
逆に子どもの手が冷たいと感じたことのあるかもしれません。
子どもの体温は大人に比べて高いものですが、
最近では子どもの低体温化が進んでいるといわれています。
1938年と1994年の子どもの平均体温を比べてみると、1938年には37.21℃だったそうですが、
1994年には36.26℃に。
また平均体温が35℃台の子どもは、1938年にはゼロだったのが、
1994年には16.4%まで増えているそうです。
低体温の子どもは1日を通してみると、
体温がずっと低く、ピークも午後遅くにくるのが特徴だそうです。
つまり、勉強や活動になかなかエンジンがかからない状態になりがちということになります。
体温をしっかり上げておくことは、
健康な毎日を過ごすためにはとても大切なことです。
わかばやし鍼灸整骨院があなたの助けになれればと思います。
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