塚本の整骨院 十三 整骨院 起立調節障害(自律神経)
2018-06-29
『起立調節障害の症状』
について書いてみます。
お子さんに次のような症状が出ている場合は、起立調節障害の可能性が考えられます。
・急に朝起きることができなくなった
・毎日のように学校に遅刻してしまう
・学校へ行っても教室にいることができず保健室で休んでいる
・立ちくらみやめまい、吐き気がある
・食事をしている時にしんどくなってしまい、横になりたがる
・頭痛や動悸、息切れ、イライラ、集中力が落ちてしまう
・朝は起きられないのに夜は遅くまで起きていることができる
このような症状がお子さんに起きている場合、
ただのだらしなさと思う親御さんもいると思います。
しかし、これらの症状が複数ある時は、起立調節障害の可能性が考えられます。
成長期のお子さんに多く見られる症状で、
小学校高学年から高校生まで幅広く発生する可能性があります。
起立調節障害というのは、自律神経失調症の一種です。
自立神経というのは体の状態を常に最適にキープするために働いており、
血圧や体温、呼吸などを一定の正常な状態にしようと働いています。
起立調節障害の場合、血圧を正常に保つ自律神経に乱れが起きていることで発症するといわれています。
起立調節障害というのは、しっかりとケアすればよくなっていくケースも多くあります。
ケアを怠ると大人になっても症状が出てしまうので、
大人になっても悩まされてしまう 大変な障害なのです。
軽く埋め止めず、真剣に向き合わなくてはいけません。
【起立調節障害の改善方法】
起立調節障害は、これらが挙げられます。
・精神的なストレスを取り除く
精神的なストレストいうのは、自律神経に大きな影響を与えてしまいます。
思春期のお子さんは精神的なストレスに左右されがちであり、小さなことでも抱え込んでしまう傾向があります。
学校や塾の忙しさ、いじめ、親の過度な期待やプレッシャー、
人間関係の悪さ、挫折、このようなことで大きなストレスを感じてしまいます。
親御さんがきちんと見極めてあげて、
ストレス発散に努めるようにしましょう。
・血流を良くする
起立調節障害のお子さんは血圧の調節が上手くできない傾向があり、
血流が悪い状態が多くあります。
血流改善で、起立調節障害の改善を期待することができます。
体を温めて血流を良くしたり、
水を多く飲んで血流を良くするようにしてみましょう。
起立調節障害には1日2リットルの水がいいと言われているので、水を多く飲ませるように努めましょう。
・疲れて眠れるようにする
夜遅くまで起きてしまうのは、体が疲れきっていない原因も考えられます。
日中運動などを行って疲れさせることにより夜早めに寝ることができ、
朝早く目覚めることができるという流れにすることができます。
軽い運動からでもいいので心がけるようにし、体を適度に疲れさせるようにしましょう。
運動がストレスとなってしまう場合は意味がなくなってしまうので、止めましょう。
・整体による改善
起立調節障害は、脳脊髄液の流れが悪くなっていることで自律神経の働きが鈍くなり、発生してしまいます。
脳脊髄駅の流れの改善は薬でも可能ですが、
整体による改善も期待することができます。
体のこわばりを刺激で解きほぐして、血液やリンパ液、
脳せき髄液の流れをうながすという流れです。
本来自分が持っている自然治癒力を高めて改善へとみちびくので、とても効果的な改善方法です。
多くのお子さんから嬉しい声が挙がっているので、期待できる治療方法です。
起立調節障害は、親御さんの理解と行動力が大きなカギとなります。
お子さんのだらしなさと受け止めず、傷害による症状なのだと理解して改善へとみちびいてあげましょう。
そんな症状でお困りでしたら
わかばやし鍼灸整骨院に一度ご相談ください。