淀川区塚本駅 起立性調節障害の改善ポイント
2019-12-02
【起立性調節障害の原因や症状】
起立性調節障害というのは、自律神経系の異常によって循環器系の調節が上手くいかなくなっている症状です。
立ち上がった時に血圧が急に低下したり、心拍数が上がり過ぎたりの調節に時間がかかることがあり、その調整ができないことで様々な症状が発生してしまいます。
身体的要因としては、自律神経系が不安定になってしまうことです。
この症状は小学校高学年から中学生に多く見られ、第二次性微期と言われている時期と重なり、体の様々な機能が大人に変化していく時期です。
この体の変化は自律神経系にも発生し、循環器系の調節が上手くいかない場合もあります。
発症しやすいタイプは、真面目で気を使うタイプの子がなりやすいと言われています。
真面目で気を使うタイプの子はストレスをためやすい精神的要素があり、また環境的要素も大きく影響を与えていると考えられています。
注目すべきポイントは、あくまで体の病気ということです。
本人が頑張ればどうにかなると思う人も多いようですが、それは違います。
病気の一種ですので、みんなで一丸となって取り組んでいき、改善へとみちびかないといけないのです。
お子さんにこのような症状が出ている場合は、起立性調節障害の可能性が考えられます。
・立ちくらみやめまいが起きる
・立ちあがった時に具合が悪くなったり失神する
・嫌なことがあった時に具合が悪くなる
・動悸や息切れがある
・朝なかなか起きることができず、午前中調子が良くない
・顔が青白い
・食欲不振
・腹痛
・倦怠感
・頭痛
・乗り物酔い
このような症状が複数ある場合は、起立性調節障害の可能性があります。
起立性調節障害の症状を診てわかることといえば、思春期の健常な子供でも自覚するような症状も多くあるということです。
そのため、全ての状態を起立性調節障害の疾患として扱う必要はありませんが、生活に支障をきたしている場合は疾患として扱うという考えになります。
起立性調節障害の子供の3分の2が不登校であり、不登校の子の中の約半数が起立性調節障害であるというデータもあります。
起立性調節障害は放置しておいてはいけませんので、早めの治療を受けるようにしましょう。
【起立性調節障害の改善ポイント】
起立性調節障害は、これらのケアで改善へとみちびいてみましょう。
・水を2リットル、塩分を10g摂取する
起立性調節障害の子は血液量が少ないのも影響を与えているので、血液量を増やしましょう。
水分は食事以外に2リットルの水を摂取し、食事を含めて10gの塩分を摂取しましょう。
血液量が増えるので、アクティブになり起立性調節障害改善へとみちびきます。
・日中は横にならない
起立性調節障害の子は体調が辛いので、横になってしまいがちです。
しかし、日中も横になってばかりですと体が疲れないので、夜眠れません。
そのため悪循環となってしまい、朝は早く起きられなくなってしまいます。
日中は横にならず、夜に横になるようにしましょう。
・ストレスを上手くコントロールする
起立性調節障害は自律神経系の病気ですので、ストレスを抱えないことはとても大事となります。
ストレスを上手く発散して、症状悪化を避けましょう。
まわりの親御さんも協力して、お出かけとか会話などをしてストレスを上手く吐き出してあげましょう。
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